保育園と幼稚園の良いところを兼ね備えた教育とは

幼稚園と保育園がありますが、最近の子供の就学前の教育の場として、幼稚園と同じ比率で保育園を選ぶ人も少なくなく、利用者は、共働き世帯や母子家庭のシングルマザーなど、日中子育てをすることができない層が殆どです。保育園が、未就学児に対して、過不足ない教育を施してくれるかという疑問ですが、保育士は集団で子供の面倒を見る育児のプロフェッショナルなので、今後最低限、集団生活に困らない教育や、遊びの楽しさを存分に教えてくれるメリットがあります。そして、保育士は、何時間も子供と一緒にいるので、育児に悩んでいる親御さんへのアドバイスも適切な事が多く、日中、満足のいく教育が不可能な分を補ってくれる役目があります。

そして保育園では、自宅では普段できない、数々のレクリエーションや工作、運動なども行うので、教育の時間が実質的に多めの幼稚園よりも、素直な感性が育ちやすいという特長もあります。更に保育園だと、朝から夕方まで、いろんな年齢や性格の子と接する事になるので、自然と社会生活に必要な協調性も身に付き、小学校に上がった後でも、人付き合いがスムーズにいきやすいです。今は子育て支援の一環で、保育園と幼稚園が一体型になった、認定こども園も設立されており、保育、教育を平等に行うサービスが可能になりました。

認定こども園の利点は、幼稚園と保育園の双方の良い点を、それぞれ一体化させたものなので、保育と教育、どちらか一方を重要視し過ぎないバランスで、集団生活の基盤を、子供に植え付けさせる事が可能です。認定こども園は、絶対に英語学習や私立小学校受験などの、難易度の高い教育内容は含まず、小学校に入学しても十分な社会性を身に付ける事が目的になっています。

保護者の方とのコミュニケーションを大切にします。の幼児教室

又、認定こども園の持ち味は、何と言っても教育と保育を双方受けられる権利がある点で、基本的に共働きや片親などの世帯がターゲットになっており、保育園などと同様、止む無く保育を必要とするような子供のみが入園対象です。このように、どうしても保育園の教育だけだと心許ない時は、認定こども園を近郊で探す方法もあるので、子供と親にとって、最良の環境を見つけるのが良いでしょう。