版画の査定ポイントは?

4月 11, 2017

版画は、ほかの作品や絵画とは異なり、一つの版で量産される作品です。それなので価値は低いのかとおもいきや、刷られた順によっても価値が違ってくるものなのです。版画の査定ポイントとは一体どのようなところなのでしょうか。

 

 

自宅に版画が眠っていませんか?それはもしかすると、とんでもない価値のある美術品かもしれません。

しかし、版画の買い取りには、知識をつけておかなければ損してしまう可能性もありますから侮れません。版画で有名なものといえば、葛飾北斎や歌川広重などといった作者の浮世絵や海外の作者としてはピカソやジャガールなどです。版画は、こうした作者によっても買取価格が変わってきます。例えば、葛飾北斎の作品では1000万円ほどの価値になることもあります。

しかし、版画は一つの版に紙をあて、いくつも作られているものなので、刷った順番が早い物から価格が上がります。刷った順番はどのようにわかるのかというと、刷ったのが早い作品ほど、版木の状態がよく、丁寧に刷られているという傾向もあります。

同じ版木から刷られた複数の作品であっても、そうした細かな違いによって価格が違ってくるのです。また、版画には、付属品があることもあります。

箱や額縁がついている場合は、その質によっても買い取り価格が大きく変わってくることがありますから、忘れずに買取査定に出すことをおすすめします。

もちろん、作品そのものの質も価格に影響あります。版画では、シミやほこりや破れがあることで作品の価値に大きく影響します。価値を下げないためにも、箱がある場合はしっかりと箱に入れて保存し、湿度や温度のちょうど良い環境の下で保存しておくと良いでしょう。

できるのであれば、一括で業者に買取を依頼したり、メールでの相談から始めるのが手軽です。

 

版画にも査定のポイントがあります。版画は、刷った順が古ければ古いほど価格が上がります。何枚も量産できる絵ですが、その絵の品質は刷る順番によっても少しずつ違いがあるものなのです。また版画には付属品もありますので、それらを失くさないように保存し、査定に出すときは一緒に出すのが良いでしょう。そのようにすることによって査定の金額があがることと思います。

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