今ある鍵に補助錠をプラスする方法とは

1月 5, 2016

最近は、ピッキング犯罪と呼ばれる、特殊工具で鍵を不正解錠する犯罪が増加しています。特に、昔ながらのギザギザタイプの鍵の場合、慣れた犯罪者ならわずかな時間で開けてしまうことが可能です。シリンダー部分をピッキング対策のされたものに取り換えるのも一つの方法ですが、これ以外にも補助錠を付けるという手もあります。メインとしているカギに対して、補助鍵を加えることで、防犯効果を向上させられます。

一般論として、ピッキングを行う犯罪者は五分以上時間がかかると、ピッキングを諦めます。そこで、補助錠を取り付けることにより鍵の数を増やし、ピッキングに時間がかかるようにして諦めさせることが主眼です。補助錠は普通は、メインのカギに対応して一箇所ですが、さらに防犯性能を高めたい場合には、二箇所以上取り付けるのも検討するとよいでしょう。

また、合わせて貴重なカギもディンプルタイプの鍵といった、よりピッキング対策の性能が向上したものと交換すればダブルの効果で防犯性能アップを期待できます。
ただ複数鍵を付けると、当然鍵の数が増えます。販売店によっては、同じ鍵で開けられるシリンダーを二個セットで販売していることもありますので、ネットショップとかで検索してみるとよいでしょう。

わからない場合には、ネットショップにインターネットで質問すれば、お話に乗ってもらえます。この時に、既存鍵との適合についても聞いてみると、親切に教えてもらえます。
今は戸建て住宅などでも、鍵を二箇所に付ける方式が多くなってきていますが、同じ鍵を使用できるシリンダーの補助錠であれば、これと同じ防犯効果を見込める事ができます。一箇所のシリンダーをピッキングする時間が3分であったとしても、二箇所では6分となりますから、ピッキング犯罪者の大抵は諦めることになります。防犯対策の一手として、費用の割に高い効果が期待できる方法ですから、実行されることをおすすめいたします。

コメントはまだありません

コメントは受け付けていません。