こどもも大人もみんな大好きな人気者、アニメ「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」を観てきました。

10月 24, 2017

世代を超えた人気者のドラえもん。その最新作劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」を、子どもと一緒に鑑賞してきました。まだ上映中の作品ですので、ネタバレしない程度に感想を書きます。
舞台はドラえもんが生まれた22世紀。ドラえもんの「大事なもの」が、何者かに奪われてしまい、手がかりをもとに「ひみつ道具博物館」へとやってきたのですが・・・というのが、大雑把なあらすじ。

昔のドラえもんとは違い、ストーリーには一ひねりがしてあるので、アニメとはいえ大人の鑑賞にもしっかり耐えうる作品に仕上がっております。
真犯人は誰なのか、子どもだましとタカをくくっていた私は、しっかりだまされました。盗まれた物が、なぜドラえもんにとって「大事なもの」だったのか、その理由を知ったとき、私は不覚にもホロリとしてしまいました。
なぜ大事だったのか、知りたい方はぜひ劇場に足をお運びください(私は映画館の回し者ではございませんので、悪しからず)。

他作品の批判ではありませんが、この作品は声優経験のほとんどないような、人気アイドルや若手俳優あるいは芸人が幅を利かせる作品ではありません(某大物俳優演じるキャラクターの出番の多さが目立ちましたが、違和感なく作品に溶け込んでいました)。
それどころか、ゲスト声優として堀江由衣さんや三瓶由布子さんら中堅声優や、千葉繁さんのような大御所まで起用されていました。

業界全体がきちんと潤うような作品作り。生々しい話になりますが、現場を大事にする姿勢も、作品が長く続く秘訣なのかも知れません。
ドラえもんの声優が水田わさびさんに変わってから、何度か「かつて親世代が見ていた」劇場版のリメイクが行われています。
エンドロールのあとにドラえもんがくれたヒントによると、次回作は80年代初頭に上映された「あの作品」のリメイクのようです。楽しみに待ちましょう。

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